「……ありがとう。いただきます」
うう、少し申し訳ない気もするけど、せっかく朝光くんがくれた誕生日プレゼントを無駄にする方が嫌だから。
そう思って1口。
「あ、朝光くん……!これすごく美味しい……!」
スープを1口飲んだだけなのに、脳を突き抜ける美味しさ。
舌触りもめちゃくちゃいいし、飲んだだけで分かる風味のよさがたまらない。
後味もしっかりあるのに、いつまでも舌に残らない味で。
「そ。よかった」
ふわりと優しく微笑むから、またドキリとしてしまう。
朝光くんの顔を見てたら、いつまでも食べられない気がするから、ただもくもくと食べ続けていると、
「おまえはほんとに美味しそーに食べるね」
「う、だっておいしいですもん……」



