最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。




もうすぐ5月に入るから、ほとんどが散ってしまっているはずの桜の枝が数本ささっていた。


淡いピンク色と木の枝の黒に近い茶色がすごくマッチしていて深みを出している。


決して派手なわけじゃない、けど絶対的な存在感があって。


枝はどこまでも真っ直ぐ伸びて、先の方には華やかな花を咲かせる素敵な花。



━━━━━━わたしとは、違いすぎるほどに。



「お待たせいたしました」


入ってきたのは、3人の女性の従業員さん。


全員にこにこしていて優しそうな印象を受ける。
手にはトランクケースのような、大きなバッグを持っていた。


「はい、それではお身体触りますね〜」


「ええっ、ど、どーいう、ちょ、」



「はい、バンザイお願いします〜」