最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。





ずっと気持ちを抑え続けてきた私は、いろんな理由をつけて、未だに解答をだせずにいる。



「まあ咲良の好きにしたらいいと思うけど、後悔だけはしないようにしなよ?」


「……うん、」


ななちゃんの力強い言葉がじん、と胸に響き渡る。
そう、だよね。少し怖い気もするけど、自分でもこの気持ちがなんなのかは知っておいた方がいいと思う。


そうじゃないと、この''契約''が終わってしまったとき、私はもやもやしたままになってしまうだろうし。


いつかは離れるって分かっている関係だからこそ、自分の気持ちにはきちんと向き合いたい。




「てゆーかさ、今週末だよね創立祭」


「そう、りつさい?」

創立のお祭りって、何となく意味は分かるけどなんの創立祭なんだろう……。