最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。




とうとう腰の力が抜けて、自分じゃ立っていられなくなる。

もちろんそれを朝光くんが見逃すわけがなくて……



「ひぁ、やっ……」


ぐり、と。


朝光くんの膝が私の足と足の間に入れられた。


朝光くんの膝に支えられて、立てないはずの私の体は無理やり立たされてしまう。


膝から伝わる刺激と、優しく落とされたキスがトドメになって、目の前で白い光がパチン、と弾けた。

味わったことのない感覚に混乱して、じわと涙が出てきた。



「はは、咲良きもちい?」


チカチカしている私の視界には、意地悪そうに笑ってほんのり頬を赤くさせた朝光くん。


私はさっきのよく分からないものの余韻で答えることができずに、乱れた息を整えることしかできない。



「ねえ、」

ぐり、ともう一度膝が押し付けられる。