それが色っぽすぎて、体にどうしようもなく熱い熱が生まれる。
赤い舌をゆっくり、でも確実に。
自分の指に這わせて。
つー、と音がするんじゃないかってくらいにさっきまで私の口内にあったものを、妖艶に舐めとっていく。
朝光くんの漆黒の目が、すうっと細められて。
直接キス、したわけじゃ断じてないのに。
お腹の奥の方が疼いてたまらなかった。
でも、甘い熱と同時にとてつもない羞恥心が私を襲ってきて頭がどうにかなりそう。
「あー、おいし……」
「っ、朝光くん、恥ずかし……っう」
朝光くんの美しすぎる色っぽさと放った言葉に耐えられなくて、止めようと言葉を発した口に今度こそ欲しかったものが触れた。
控えめに侵入してくる朝光くんの熱。



