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家に着き、沈黙が続いたままの車から出られた。
目の前には大きな朝光くんの背中。
ピ……、と無機質な音がして、朝光くんの家のロックが開く。
なんか、いつもの朝光くんじゃないみたい。
私やっぱり、なにかしちゃった……?
「あ、朝光く……、んっ、」
入るなりなんなり、広い玄関の隅に追いやられてキスをされる。
ちゅ、ちゅ、と玄関に響くリップ音。
……なんだか朝光くん、余裕がないみたい。
焦ったようなキスを、何回も何回も繰り返してくる。
そのくせに唇はすごく優しくて、甘くて。
わたしの体は彼に支配されてしまう。