最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。




そう思いながらベッドに入って、咲良にキスをする。


くすぐったそうに笑うのも、快感に溺れて女の顔をするのも、全部俺がこうさせて、それを独占してると思うとゾクゾクするほど嬉しかった。



「ね、ここ触るのきもちー?」

「……やぁ、」



反応がいちいち可愛くて。
大切にしたい、と咲良といると初めての感情ばっかり抱く。


「こ、こんなの初めて、だから、っう、」


「へえ、こーゆーのも?」


咲良の来ていたネグリジェの中の太ももに指を添わせるとびく、と可愛らしい反応。

咲良の口から初めて、と聞く度に俺はどうしようもなく悦んでしまう。


めちゃくちゃにしたい。

でも、傷つけたくない。


2つの思いが相対して、脳がぐちゃぐちゃになりそうだった。


もうこれ以上は我慢できない、かも。


そう思った瞬間、咲良の意識が途切れて、俺は我に返ることができた。