ぎし。とスプリングが軋む音がしてベッドシーツも2人分の重さが加わり沈む。
緊張しすぎて名前を呼ばれただけなのに変な声が出てしまった。
ばくばく、といつもの何十倍も速いんじゃないかってくらいに速い鼓動。
おそるおそる目を開けるとそこには寝転がってる朝光くんの綺麗な顔。
こうして上から見ると、まつ毛がすごく長くて本当に美しい顔をしていると思う。
「おいで、寝よ」
隣をぽんぽん、と叩かれて、おずおずとシーツの中に入る。
「……すっごくふわふわです」
「そ、よかった」
鳥の羽に包まれているように心地よいベッド。
真っ白なシーツからはほんのり良い匂いがして落ち着く。
「今日はどんな1日だった?」
「えっと、今日はですね、」
そこでふと麗華にジャージをゴミだらけにされたことを思い出して口をつぐんでしまう。



