しかも棚にはぬいぐるみがたくさん飾られてるし……!
か、かわいい。かわいすぎる。
「気に入った?」
「わ、嬉しい、ですけど、こんなことまでしてもらうなんてさすがに……」
目を輝かせてる私をみて嬉しそうに聞いてくれた朝光くんだけど、さすがに申し訳なさすぎるよ……。
でも遠慮した瞬間、むすっとしたように表情を曇らせてしまった。
「いーよ俺がしたくてしてんだから。それに、」
「はい……」
「お礼はちゃんともらうしね、」
耳元で甘く囁かれた。
朝光くんの吐いた甘い毒は私の耳から脳へ伝って体をいっぱいにしてくる。
ぺろ、と赤い舌を出して唇を舐めた朝光くん。
彼がスーツ姿だからか、余計。色気がいつもの比じゃない。



