最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。




「えっと、朝光くん……?」


首を傾げて疑問符を浮かべる私を見て、軽く微笑んでくれた朝光くん。


「ここ、これから咲良の部屋だから。好きに使いな」


「っえ、え、」


ええ、どーいうこと!?



「朝光さま。家具の運搬が完了致しました」


「ん、ごくろーさま」


「あの、私の部屋って……」


き、聞き間違い、だよね……?


「そのままだけど。咲良の部屋。もともと空き部屋だったから有効活用しただけ」



「……え、」



ほら、見てみな、とドアを開けられて中を見ると、


「わああっ、すごい……!」


子供らしく感動してしまった。


ピンクテイストのお部屋で、机や参考書などもしっかり整頓してある。