顔も可愛くないし、十分な栄養が得られなくて体も貧相な私より可愛い女の子はたくさんいる。
きっと、そうだ。
もう王様はわたしに''飽きてしまった''。
この先、わたしはどうすればいいんだろう。
恥ずかしいけれど今の私はひとりじゃ何もできない状態。
お金もないからご飯も食べられないし、住める場所もない。
そんな状態なのにどうやって生きていけば━━━━━
ガチャ、
「さくら?いる?」
ドアを開ける音が鳴って、朝光くんの声とこっちに来る足音が聞こえた。
時計を見ると短い針は6を指していて、かなり長い時間わたしは泣いていたことが分かった。
色々な情報が脳に入って、びっくりしすぎて何もできずにぽかんとする私。



