分かってる、のに。
「っふ、う……」
嗚咽とともにボタボタと流れ落ちる私の涙。
寝室のベッドのそばにしゃがみこんで泣き続けてしまう。喉の奥が痛い。全身も熱い。
きっと麗華に今日吐かれた暴言が効いたんだろう。
じくじくと私の心を侵食していって。
とうとう今、私の心は堪えきれずに蝕まれてしまったみたい。
泣き続けていると、だんだん頭が冴えてきた。
もしかして私、朝光くんに捨てられた、のかな。
わたしは朝光くんの所有物であり下僕だからいつ捨てられても文句を言える立場じゃない。
クラスの子たちも『ご機嫌が良ければ相手をしてもらえる』って言ってたし、今頃ほかの女の子といるのかも。
黒羽さんも男の人だ。



