飽きられてしまう前に、将来のためにできるこたはしておかないと。
いつ飽きられても独立してちゃんと生きていけるように、朝光くんの気まぐれはそれのためのありがたい準備期間だと思おう。
窓の外を見つめると真っ赤な太陽はもう遠くの山に沈みかけていた。
揺れさえも全く感じられない車内ではポロリポロリとジャズの音だけが響き渡って。
気づかないうちに私は眠りの世界へ落ちていた。
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「……らさま、お起き下さい。咲良さま」
「はえ、」
目が覚めるとそこには昨日見た朝光くんの家。
も、もしかしてわたし寝ちゃってた……!?



