2人に品定めするようにジロジロ見られて反応に困ってしまう。
そんな私を見てくれたのか朝光くんがべりっと剥がして隣に私を寄せてくれた。
「で、こいつら両方、族の幹部ね」
「っええ!?」
声に出てしまうほど驚く。
相川くんは王子様って呼ばれているくらいだから、朝光くんの仕切る族の幹部だなんて全く知らなかった。
1年生の西村くんもにこにこしてて普通の子に見えるのに……。
「俺はバレたら色々めんどそーで隠してる」
「俺もですねー、こう見えて俺と凪くんは優等生なんですよ」
空いた口が塞がらないくらいのびっくり。
「な、なんでそんなの私に……?」
朝光くんと遊んだ女子、全員に教えていたらもっと広まっているはず。



