最強総長は虐げられた姫が可愛くて仕方ないらしい。



「ほら、行っといで」


ぽん、と頭に手を置かれて優しく微笑まれた。


きっと昨日みたいな気まぐれだろうけどその優しさに心があたたかくなる。


「ありがとうございました……!」


走ってグラウンドに向かうと、さっきまでの寒さはどこにもなくて、むしろ空が輝いて見えた。





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昼休み。


わたしはいつも通りななちゃんとお昼ごはんを食べていた。


と言っても昨日は朝光くんの家にいたからお弁当は作れなくて、購買で買った惣菜パンだけど。



それでも自炊するより多少は高くなってしまうから、味わえるようにちみちみとたべる。