ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜

春美が誰にともなく質問する。

3人の視線が今まで調べてきてテーブルへ移動されたぬいぐるみと、床に置かれていて、今では水の上にプカプカと浮かんでいるぬいぐるみへ向かう。

それに、暖炉の上の棚にもまだ何体かのぬいぐるみが残されている状態だ。

全部合わせると一体どのくらいの数になるだろうか。

これ全部をもう1度調べていかないといけないのかと思うと、途方に暮れてしまいそうになる。

だけど、やるしかない。

それ以外にここから出る方法はないんだから。




「テーブルの上のぬいぐるみは1度調べたから、他のぬいぐるみから調べてみよう」




そこにどんなヒントが隠されているかわからないから、とにかく慎重になってぬぐるみを見ていくしか方法はない。

鍵にはウサギと猫のイラストが描かれていたんだから、間違いなく関係あるはずだ。

春美が試しに水に浮かんでいる猫に手を伸ばした。

そしてさっきまでと同じように手触りや、ぬいぐるみの背中を確認していく。




「これ、背中が開くようになってる!」