村正がもう帰るというので、あやめはエントランスホールまで送っていくことにした。 廊下を歩きながら村正が言う。 「今日はいろいろ収穫があったな」 「……ありましたか?」 「いっぱいムラマサの後継機が産まれそうだ」 村正は笑いながら、指折り数える。 「MURAMASA WAKITA YURA ……『MISODARU』」 あの、無理やり私を加えてくれなくていいんですけど……。