【短】イケメンすぎる大罪人さんを匿っちゃいました…



にっこり笑うと、弥斗さんはわたしを引っ張り起こして微笑み、ぐいっと顔を近づける。

またちゅーされる!と咄嗟(とっさ)に目を(つむ)れば、想像した感触はなく…何かが触れたのは、鼻の頭だった。




「たまにはこういうのもいいだろ?」




すり、として離れていったのは、弥斗さんの鼻。


は、鼻でちゅー、しちゃった…!?


かぁぁっと赤面すると、弥斗さんは満足したように笑って離れた。




「じゃ、今日もメシ、楽しみにしてる」


「は、はい…っ」




ご飯支度をする前に、この胸のドキドキを落ち着けなくっちゃ…!




――――――――――

――――――

―――



湯気の立つシチューを前に、「いただきます」と手を合わせる。

弥斗さんも小さく挨拶をすると、スプーンを持ってシチューとご飯を(すく)った。