初恋婚〜幼馴染のエリート同期と離れられなくなりました~

《俊介:それを言えば俺もだな。梓ちゃんの前で優莉奈の名前を呼ぶなんて最低なことした》
それでも別れることができてよかったと思っている。

目を閉じればすぐにでも結婚式衣装を来た自分と俊介の姿を思い出すことができる。
《優莉奈:これは神様なんて関係ない。私が選んだことなんだけど、聞いてくれる?》

《俊介:ちょっと待って、今からそっちに行く》
何かを察したようにそんなメッセージが届いて、それから15分ほどで本当に俊介は優莉奈の部屋へやってきていた。

「急に押しかけてごめん」
「ううん、大丈夫」

幸い部屋は綺麗にしていたし、俊介が来るまでにコーヒーの準備は終わっていた。
ふたりでリビングのソファに座り、テーブルにはコーヒーが入ったカップが湯気を上げている。

俊介とならスルメでもなんでも食べられるし、長時間移動だって緊張しない。