初恋婚〜幼馴染のエリート同期と離れられなくなりました~

自分が傲慢だったのだと、優莉奈と付き合うことでわかったと言った。
「そんな、他の女性ならそれでいいんだと思います。ただ、私が普通とは違うだけで」

「きっと、それだから優莉奈ちゃんに惹かれたんだと思う。今までにないタイプの子だったから」
一樹はすでに悲しげな表情を浮かべている。

あぁ、別れがやってきたんだと優莉奈にもわかった。
何度も経験してきた別れ。

いつもは悲しくて悔しくて仕方がなかった。
だけどなぜだろう、今は心が晴れ晴れとしている。

「今まで付き合ってくれてありがとう」
「いえ、こちらこそ」

「いい人を見つけてくれ」
一樹はそう言い残すと、1人夜の街を歩き出したのだった。