どうやら十坂くんはチャラくないらしい

「いや・・・!俺はスマートな感じで、告白をしようと・・・・!秋乃ちゃんに好かれるために毎日考えて、練習して・・・あ、い、今のは忘れて・・・・!もう一回スマートに告白するから・・・・!」


十坂くんが深呼吸を一回した後、私と目を合わせる。

そして、いつもの様にキリッとした顔をした。


「いつも可愛い秋乃ちゃんが大好きだよ。俺と付き合って?」


すでに色々と手遅れな気がするが、十坂くんが満足そうな顔をしている。

いや、可愛いな!?