「えっと・・・じゃあ左で・・・」

「了解、左ね」

すると、十坂くんが左手で私の手を掴んだ。


「秋乃ちゃん、俺と付き合って。プレゼントは、俺と手を繋げる・・・みたいな・・・。あ、あれ・・・これ、ダサい・・・な・・・昨日のシミュレーションは上手く・・・・あ、いや・・・えっと・・・」


「十坂くん・・・?」