「うん、ありがとう」 「問題はその先!限界になるまでため込んで私を頼ってくれない!」 「そうだよね、ごめんね香夜」 「いつでも私が助けてあげるってことを忘れないで……親友でしょ?」 「うん、不器用でごめん。親友なのに遠慮してた」 気持ちも落ち着いたところで、二人でいつも通りに会話をしながら教室へ戻って行った。