まだ何か言いたげな冬弥に、父は――。 「君はまだ誰にも言ってない秘密があるだろ」 「え……」 「…………浮気以外の秘密があるの?」 「咲、去年の誕生日は彼と祝おうとしてキャンセルになったんだよね?」 「うん。受験の時期で勉強に集中したいからって違う日にプレゼントだけもらったよ」