「そんな日常茶飯事じゃなくてたまたまだから!」 ほんとに都会だといや、理王はこんなにも我儘で子供っぽいけど御曹司なんだよね。 それなら野生の鹿を見たことないなんて当たり前かも。 「家、帰る時俺も連れていって。 今度はお前がお気に入りの場所俺に見せて?」 「んー、そうだね考えとく。」 私のところでお気に入りの場所かぁ…… あ!あそこならもしかしたら驚くかも! そんなことを考えていたらいつの間にか、恐怖心が無くなっていて私たちの家へ着いた。