翌日から、ベアトリスはさっそく行動を開始した。
人払いを済ませた私室には、身辺警護と称してユーリスとポールが集っている。
「期限は一週間、すべての事件を捜査する時間はないわ。そこで、一番手がかりが多い事件を詳しく調べようと思うのだけど、どうかしら?」
「ええ、良い案だと思います」
「僕も賛成です」
ユーリスとポールがそれぞれ頷く。
ということで、ベアトリスは『毒虫事件』の資料を読みはじめた。
事件があったのは、今から数ヶ月前のこと──。
セレーナは宮殿晩餐会に出席した後、神殿の自室に帰宅した。
いつも通りひとりで着替えや入浴を済ませ、就寝しようと毛布をめくったその時、ベッドの上に大量の毒虫を発見。セレーナは驚き絶叫した。
同時刻、廊下で深夜警護に当たっていたポールが悲鳴を聞きつけ部屋に入り、毒虫を駆除して事なきを得る。
その後、警備を強化するためセレーナは神殿から王宮へ住まいを移したが、以降も嫌がらせ紛いの行為は続き、現在も命を狙われている……。
人払いを済ませた私室には、身辺警護と称してユーリスとポールが集っている。
「期限は一週間、すべての事件を捜査する時間はないわ。そこで、一番手がかりが多い事件を詳しく調べようと思うのだけど、どうかしら?」
「ええ、良い案だと思います」
「僕も賛成です」
ユーリスとポールがそれぞれ頷く。
ということで、ベアトリスは『毒虫事件』の資料を読みはじめた。
事件があったのは、今から数ヶ月前のこと──。
セレーナは宮殿晩餐会に出席した後、神殿の自室に帰宅した。
いつも通りひとりで着替えや入浴を済ませ、就寝しようと毛布をめくったその時、ベッドの上に大量の毒虫を発見。セレーナは驚き絶叫した。
同時刻、廊下で深夜警護に当たっていたポールが悲鳴を聞きつけ部屋に入り、毒虫を駆除して事なきを得る。
その後、警備を強化するためセレーナは神殿から王宮へ住まいを移したが、以降も嫌がらせ紛いの行為は続き、現在も命を狙われている……。



