王妃との一件をすべて話すと、セレーナはみるみる青ざめ泣き出しそうになった。
「そんな……一週間で犯人を見つけなければ、破談だなんて……殿下、わたし、どうすれば……」
「セレーナ、落ち着け。俺がなんとかするから」
「ですが……殿下は協力しないよう、王妃様から命じられてしまったのでしょう……?」
「それは、そうだが……」
フェルナンは眉根を寄せてうつむいた後、なにを思ったのか、こちらを見て力強く言い放った。
「お前ならなんとかできるよな、ベアトリス! というか、なんとかしろ!」
キリッとした顔で当然のように命令してくるが、ベアトリスからすれば『はぁ? 丸投げはやめてよ!?』という呆れた心境である。
「私の仕事はあくまでセレーナの影武者、王妃様との関係修復は業務外です。こちらに押しつけないでくださいませ」
「お前が軽率に『努力する』なんて言ったから、こんな面倒事になったんだろう!」
「あの場では、ああ言うしかなかったじゃないですか!」
「まぁまぁ、おふたりとも、どうか落ち着いてください」
そう言って、口論するベアトリスとフェルナンを止めたのは、セレーナ付きの騎士ポールだった。
「そんな……一週間で犯人を見つけなければ、破談だなんて……殿下、わたし、どうすれば……」
「セレーナ、落ち着け。俺がなんとかするから」
「ですが……殿下は協力しないよう、王妃様から命じられてしまったのでしょう……?」
「それは、そうだが……」
フェルナンは眉根を寄せてうつむいた後、なにを思ったのか、こちらを見て力強く言い放った。
「お前ならなんとかできるよな、ベアトリス! というか、なんとかしろ!」
キリッとした顔で当然のように命令してくるが、ベアトリスからすれば『はぁ? 丸投げはやめてよ!?』という呆れた心境である。
「私の仕事はあくまでセレーナの影武者、王妃様との関係修復は業務外です。こちらに押しつけないでくださいませ」
「お前が軽率に『努力する』なんて言ったから、こんな面倒事になったんだろう!」
「あの場では、ああ言うしかなかったじゃないですか!」
「まぁまぁ、おふたりとも、どうか落ち着いてください」
そう言って、口論するベアトリスとフェルナンを止めたのは、セレーナ付きの騎士ポールだった。



