かすれた声で「大丈夫です」と答えると、ベッドサイドに腰掛けていた聖女はホッと表情を緩めた。
「貴女、神聖力の使い過ぎで倒れたのよ。丸一日、眠ったままだったの。でも、無事に目覚めて良かったわ」
やけに頭がぼんやりすると思ったら、そんなに眠っていたなんて。
聖女に治療のお礼を言うと、彼女は眉をハの字にして申し訳なさそうな顔をした。
「うちの見習いが迷惑をかけてしまって、本当にごめんなさい。彼女たちは、教官である私が責任を持って処罰するわ。最悪、見習い資格の剥奪も視野に入れて、教育し直さなければいけないと思っています」
教官聖女は、口調こそ柔らかだったが、その目は真剣だった。きっと見習いたちに改心の兆しがなければ、容赦なく神殿から追い出すつもりだろう。
「あっ、そうだ。ずっと眠っていたからお腹が空いたでしょう。なにか消化に良い物を持ってこさせるわね」
そう言って彼女が立ち上がり、部屋の扉を開けた。
すると廊下に誰かいたようで「あら?」と首を傾げる。
「お見舞いですか? 病み上がりなので、あまり長話はしないようにしてくださいね」
聖女と入れ替わりで部屋に入ってきたのはバッカスだった。その後ろにはユーリスもいる。
「バッカス! 無事だったのね、良かった!」
「それはわしのセリフじゃよ! あぁ……目が覚めて本当に安心したわい」
「貴女、神聖力の使い過ぎで倒れたのよ。丸一日、眠ったままだったの。でも、無事に目覚めて良かったわ」
やけに頭がぼんやりすると思ったら、そんなに眠っていたなんて。
聖女に治療のお礼を言うと、彼女は眉をハの字にして申し訳なさそうな顔をした。
「うちの見習いが迷惑をかけてしまって、本当にごめんなさい。彼女たちは、教官である私が責任を持って処罰するわ。最悪、見習い資格の剥奪も視野に入れて、教育し直さなければいけないと思っています」
教官聖女は、口調こそ柔らかだったが、その目は真剣だった。きっと見習いたちに改心の兆しがなければ、容赦なく神殿から追い出すつもりだろう。
「あっ、そうだ。ずっと眠っていたからお腹が空いたでしょう。なにか消化に良い物を持ってこさせるわね」
そう言って彼女が立ち上がり、部屋の扉を開けた。
すると廊下に誰かいたようで「あら?」と首を傾げる。
「お見舞いですか? 病み上がりなので、あまり長話はしないようにしてくださいね」
聖女と入れ替わりで部屋に入ってきたのはバッカスだった。その後ろにはユーリスもいる。
「バッカス! 無事だったのね、良かった!」
「それはわしのセリフじゃよ! あぁ……目が覚めて本当に安心したわい」



