「ポールとセレーナが暗殺傭兵と繋がっているのなら、奴らを追い詰める手段はある」
「ほんと? 良かった……」
「この状況を逆転させる起死回生の策を練ろう」
「ええ!」
ユーリスと向かい合って話していると、ふいに視線を感じてベアトリスは正面に顔を向けた。
ルーカスが頬杖をつき、ニコニコ笑いながらこちらを眺めている。
ユーリスが「なんです、兄上?」と尋ねれば、ルーカスは嬉々として「いやぁ~、とってもお似合いだねぇ」と更に笑みを深めた。
「ベアトリス嬢は逆境にも負けず前向きで、本当に素敵だね。さすがは僕の弟が選んだ女性だ」
「兄上! 余計なことを言わないでください」
うんうんと頷くルーカスを、ユーリスがなぜか若干焦りながらたしなめる。
(弟が選んだ女性?……ってつまり、騎士として守るべき人を選んだってことよね?)
ベアトリスが内心そう結論づける一方で、兄弟は机越しに身を乗り出し、なにやら潜めた声でコソコソ話し合っている。
「てっきり二人は恋人同士だとばかり……え? 違うのかい?」
「ほんと? 良かった……」
「この状況を逆転させる起死回生の策を練ろう」
「ええ!」
ユーリスと向かい合って話していると、ふいに視線を感じてベアトリスは正面に顔を向けた。
ルーカスが頬杖をつき、ニコニコ笑いながらこちらを眺めている。
ユーリスが「なんです、兄上?」と尋ねれば、ルーカスは嬉々として「いやぁ~、とってもお似合いだねぇ」と更に笑みを深めた。
「ベアトリス嬢は逆境にも負けず前向きで、本当に素敵だね。さすがは僕の弟が選んだ女性だ」
「兄上! 余計なことを言わないでください」
うんうんと頷くルーカスを、ユーリスがなぜか若干焦りながらたしなめる。
(弟が選んだ女性?……ってつまり、騎士として守るべき人を選んだってことよね?)
ベアトリスが内心そう結論づける一方で、兄弟は机越しに身を乗り出し、なにやら潜めた声でコソコソ話し合っている。
「てっきり二人は恋人同士だとばかり……え? 違うのかい?」



