数時間後──。
ベアトリスの元に、ユーリスから成功の知らせが入った。
捕まえた毒虫事件の犯人はその後、王妃の御前に引っ立てられ、今この瞬間もブルブルと全身を震わせている。
セレーナに扮したベアトリスは、口元にゆるやかな笑みを浮かべ、悠々と王妃に告げた。
「お約束どおり、実行犯を捕まえて参りました……それでは、事件の全容をお話いたします」
王妃を含めたその場の人々の視線が、犯人である侍女マリアに注がれる。
ベアトリスは順を追って説明を始めた。
「彼女は……王宮侍女のマリア。わたしのリボンを盗んだ容疑で、騎士ユーリスが逮捕しました……」
「わたくしは窃盗犯ではなく、暗殺事件の犯人を捕まえろと命じたのよ」
「はい、王妃様。ですが、この侍女はただの窃盗犯ではございません……。わたしのベッドに毒虫を放った……犯人です」
そうよね?と彼女に問えば、マリアは恐怖で顔を引きつらせ、震えながら言った。
ベアトリスの元に、ユーリスから成功の知らせが入った。
捕まえた毒虫事件の犯人はその後、王妃の御前に引っ立てられ、今この瞬間もブルブルと全身を震わせている。
セレーナに扮したベアトリスは、口元にゆるやかな笑みを浮かべ、悠々と王妃に告げた。
「お約束どおり、実行犯を捕まえて参りました……それでは、事件の全容をお話いたします」
王妃を含めたその場の人々の視線が、犯人である侍女マリアに注がれる。
ベアトリスは順を追って説明を始めた。
「彼女は……王宮侍女のマリア。わたしのリボンを盗んだ容疑で、騎士ユーリスが逮捕しました……」
「わたくしは窃盗犯ではなく、暗殺事件の犯人を捕まえろと命じたのよ」
「はい、王妃様。ですが、この侍女はただの窃盗犯ではございません……。わたしのベッドに毒虫を放った……犯人です」
そうよね?と彼女に問えば、マリアは恐怖で顔を引きつらせ、震えながら言った。



