(なっ、ななな、なんて格好してんのよ、私は!)
我ながら、びっくりするほど扇情的な姿だった。
ただでさえ薄い夜着なのに、濡れたまま着たことで布地が張り付き、ところどころ肌の色が透けて見えている。
男性の、しかも恋人や婚約者ではない相手に見せるには、あまりにもはしたない姿。
思わず胸を隠して「破廉恥だわ!」と叫びそうになり、ベアトリスはハッと口を噤んだ。
──『貴女に興味ありませんので』
以前、ユーリスにそう言われたのを思い出したから……。
あの時は二度も「興味ありません」と言われて、私ってそんなに魅力がないの?と、傷ついたのを覚えている。
(ここで前回と同じ反応をしたら、それこそ自意識過剰よね?)
ベアトリスはすっと顔を上げ、つんと取り澄ます。
貴方のことなんて男として見ていないから、恥ずかしくもなんともないわよ~という雰囲気を取り繕い、平然を装って言った。
「ご忠告ありがとう。以後、気をつけるわ。じゃあ、あとはよろしくね」
我ながら、びっくりするほど扇情的な姿だった。
ただでさえ薄い夜着なのに、濡れたまま着たことで布地が張り付き、ところどころ肌の色が透けて見えている。
男性の、しかも恋人や婚約者ではない相手に見せるには、あまりにもはしたない姿。
思わず胸を隠して「破廉恥だわ!」と叫びそうになり、ベアトリスはハッと口を噤んだ。
──『貴女に興味ありませんので』
以前、ユーリスにそう言われたのを思い出したから……。
あの時は二度も「興味ありません」と言われて、私ってそんなに魅力がないの?と、傷ついたのを覚えている。
(ここで前回と同じ反応をしたら、それこそ自意識過剰よね?)
ベアトリスはすっと顔を上げ、つんと取り澄ます。
貴方のことなんて男として見ていないから、恥ずかしくもなんともないわよ~という雰囲気を取り繕い、平然を装って言った。
「ご忠告ありがとう。以後、気をつけるわ。じゃあ、あとはよろしくね」



