「よ、欲情?」
「紗羅は知らなくていい」
顔を赤くした理乃からペラペラと言葉が出るからビックリした。つまり、私に理乃がほしいって言わせたかったんだよ、ね。そんなの、
「私は、ずっと理乃のこと欲しい、よ?」
いつも思ってる事だもん。でも恥ずかしくて言えないだけ。
「っ、紗羅。そんな可愛いこと言われると、俺我慢できない」
「ええ、まだ勉強が……」
「紗羅は勉強と俺、どっちを取るの?」
「どっちって、そんなの」
きゅるん。と効果音が着くような子犬の目をする理乃。さっきの野性的な瞳はそこにはなくて。
「……理乃に決まってるじゃん」
言った瞬間、
「ひゃ、んっ……」
理乃の膝に座らされたまま、噛み付くようなキスが始まった。



