「私だって今日の撮影、彼女視点って聞いてやだったもんっ……!」
ちょっとだけ震えながら俺の腕の中でそう言った紗羅。
今日は紗羅と限界までイチャイチャしようとしたらマネージャーに邪魔されるし、紗羅が碧たちと仲良くしてるし、正直言って嫉妬した。
言うのは子供っぽいよなって分かってたけど、仕事もあって寝ぼけてる頭で無意識に言ってしまった。
紗羅にちょっとでもかっこいいって思われたいから大人っぽくいたかったのに、なにしてんだろって一瞬で我に返って撤回したけど紗羅から帰ってきた言葉はそんな言葉だった。
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