超人気アイドルの溺愛は、私にだけ。【番外編SS】



上半身裸ででてきた理乃。相変わらずの逞しい筋肉が見えて目のやりばに困る。

「ねー、紗羅聞いてる?」

「ひゃあっ……!」


私が見とれているうちに布団に滑り込んできた理乃。真っ直ぐ目を見てくるし、近いから硬い胸板が当たってる……!


「さっき、何見て笑ってたの。今日碧とも楽しそうにしてたの、俺、めっちゃ嫉妬した」


「え……」

む、と、怒ったような表情でこっちをみてくる理乃。なんというか、いつもの強引な理乃とのギャップにビックリする。

なのに理乃はハッと表情が変わってしまった。

「あー、ごめん。子供っぽかったよな。忘れて」

いつものリードしてくれる落ち着いた理乃に戻ってまた抱きしめてくれる。けど、