「鼻で息して、ん、そう。じょーず」
今までで多分1番激しいキス。歯茎の裏をゆっくりとなぞられてお腹の奥がずくんと熱をもった。
「ね、紗羅応えて」
「やだ、っう」
「やだって言いながら応えちゃってるし、かわいーね」
かわいいを連発しながら私の舌を誘導するようにじゅっと吸われたから思わず反応してしまった。
「は、きもち……」
私を抱きしめながら隣に寝転んだ理乃。
大きめのベッドではあるけど少し火照った理乃の顔が近すぎて直視できない。
しばらく目を逸らしていると、しかけてこないことに疑問を抱いた。見ると目を瞑って寝てる理乃。
ふふ、よっぽど疲れてたんだろうな。ていうか、この間にお風呂入っちゃおう……!



