「……え?」
言うやいなや、ドサッと音がして目の前の景色が反転したのが分かる。
一瞬何が起こったのか分からなかったけど、これって……
目の前にはドアップの理乃の顔。
一瞬何が起こったのか分からなかったけど、これって……
目の前にはドアップの理乃の顔。
その瞳はどこか野性的で、なにかを求めているよう。
く、組み敷かれてる!?
「理乃っ……?」
「ごめん、やっぱ勉強だけなんて無理」
「やぁ、だってまだ終わってないんだもん」
「ほら、ちょっとだけ休憩」
怪しげに口角を吊り上げて、唇を近づけてくる理乃。
軽く何回も口付けられて、だんだん体が熱くなってくる。
っ、昨日もこうやって流されたんだもん。ダメだ私。ここはビシッと……



