ね?と、笑う好きな人の不敵な笑顔に抗えることはなく。
引きずられるようにして理乃のお仕事現場へ行くことになった。
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「こんにちはー!君が理乃の彼女?想像の100倍可愛い子なんだけど!」
「こ、こんにちは」
待っている車に乗り込んだ瞬間、ハイテンションで出迎えてきた若い男の人。爽やかな感じでサラリーマンっぽい。
「黙れ、紗羅に話しかけるな。見るな。聞くな、クソマネージャー」
ぎゅうっと理乃の腕の中に閉じ込められて何も見えなくなる。
あ、理乃のマネージャーだったんだ。
だからそんなに強く当たるんだ。さっきまで行きたくないってゴネてたもんね。



