【短】片想い、再会の時は奇跡のように

「えっ…?」


「俺さ、芽衣ちゃんの好きなタイプに当てはまってると思うんだよね。芽衣ちゃんかわいいし、これから仲良くできたらうれしいなって」




 こ、これ…告白、されてるのかな…?

 は、初めてだ…。




「よかったら、どう?」


「え…えっと、私…」




 好きな人がいるから、って断らなきゃ…。

 でも、心臓がばくばくして、口から言葉が出てこない…!


 ど、どうしよう…!


 ぎゅっと目をつむった私の耳に聞こえてきたのは、「村雲!」と叫ぶ幸村(ゆきむら)くんの声。




「おわっ、千秋!?」


「幸村く…」




 ん、とその姿を視界に映して名前を呼びきる前に、手を取られて道路の方に連れて行かれた。


 わ、わっ…!?




「あ、おい、千秋!芽衣ちゃんをどこに連れて行くんだよー!」