【短】片想い、再会の時は奇跡のように

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村雲(むらくも)芽衣(めい)視点-




「屋台の代わりに、好きな食べ物も買っていいからね」


「玲香、一緒に花火選ぶぞ」


「はーい」




渋滞から抜け出し、コンビニに着いたあと、私たちは車を降りた。

玲香がお父さんと花火を選びに行ってしまったから、私は1人でコンビニの中を見て回ることになって…。

おにぎりとか、サンドイッチとかがいいかな、なんて奥の商品棚を見ていると、となりに誰かが来た。




「芽衣ちゃん」


「あ…晴斗、くん」




お互い1人だ、と思うと、車の中であんなに話したのに、ちょっと緊張してしまう。

晴斗くんは、いじわるしたりしないと思うけど…。




「ね、ちょっと来てくれない?」


「え?」


「外で話そ!」