奏多「小春ちゃんは頑張り屋さんで一生懸命で誰にでも優しくて可愛くて可愛くて、そんな尊すぎてたまない小春ちゃんに追いつくには今の僕なんかじゃ足りないんだ」

小春「ふ、ふぇっ?」
(い、今……推し様に尊いと言われた……?)

何が起きたかわからなくて焦る。


奏多「だからね、僕頑張る。小春ちゃんはどんどんダメになっていっていいからね」


ぽんぽんと腕が伸びてきて撫でられる。


小春「っ……!」
(ず、ずるいよ、私あなたに相応しくなるために頑張って努力しようと思ってるのに……)


つい目を逸らしてしまえば、ムッと頬を膨らました奏多。


奏多「じゃあ頑張ろうね、小春ちゃん」

小春「えっ?」

奏多「花嫁修行♡」