「まだ1日目だ……残り6日もある……」
エドヴィン王子は、涙目になりながらも、自らを奮い立たせようとポジティブな言葉を放つ。
こういうところも推しポイントだな、とニーナは思った。
大層な目標を掲げる割に、人を蔑むようなことしか言わないクソ男を山ほど見てきたニーナは、エドヴィン王子の言動はプラス要素になると確信すら持てた。
「日数だけあっても、確実に刺しにいける戦略がなければ、時間の無駄遣いですわ……何かありませんの?」
アレクサンドラが、整った唇を尖らせながら、ニーナに尋ねる。
「おそらく、この作戦ならいけるのでは……」
「何だ!?」
「言ってみなさい!?」
「その前に、1つお聞きしたいことがあるのですが、殿下」
「聞きたいこととは?」
「明日以降で、外出する予定はありますか?」
「外出、だと?」
「はい」
「特に視察の予定は入っていないが……」
「それは、ちょうどいいですね」
「何なの!?勿体ぶってないで、早く言いなさい!」
アレクサンドラが痺れを切らして、ニーナの肩をぐわんぐわん揺らし始めたので、ニーナは馬車酔い状態になりながらこう言った。
「名付けて、視察デートでドキドキハプニング作戦、です……うえっ……」
エドヴィン王子は、涙目になりながらも、自らを奮い立たせようとポジティブな言葉を放つ。
こういうところも推しポイントだな、とニーナは思った。
大層な目標を掲げる割に、人を蔑むようなことしか言わないクソ男を山ほど見てきたニーナは、エドヴィン王子の言動はプラス要素になると確信すら持てた。
「日数だけあっても、確実に刺しにいける戦略がなければ、時間の無駄遣いですわ……何かありませんの?」
アレクサンドラが、整った唇を尖らせながら、ニーナに尋ねる。
「おそらく、この作戦ならいけるのでは……」
「何だ!?」
「言ってみなさい!?」
「その前に、1つお聞きしたいことがあるのですが、殿下」
「聞きたいこととは?」
「明日以降で、外出する予定はありますか?」
「外出、だと?」
「はい」
「特に視察の予定は入っていないが……」
「それは、ちょうどいいですね」
「何なの!?勿体ぶってないで、早く言いなさい!」
アレクサンドラが痺れを切らして、ニーナの肩をぐわんぐわん揺らし始めたので、ニーナは馬車酔い状態になりながらこう言った。
「名付けて、視察デートでドキドキハプニング作戦、です……うえっ……」



