プロフィール

和泉杏咲
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記憶や成長をテーマにしたお話をよく書いてます。漫画原作のお仕事も最近始めました。詳しくはTwitterまで

作品一覧

君のため、最期の夏を私は生きる

総文字数/6,305

恋愛(ピュア)7ページ

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202×年8月31日。 東京の中心を走る電車の中で、28歳無職の男が次々と乗客をサバイバルナイフで刺すという凄惨な事件が起きました。 彼の目的は、有名なテーマパークに行こうとしていた、とある高校生カップルでした。 彼はそのカップルを執拗に追い回します。 そしてついに、彼がカップルを追い詰めた時でした。 彼が、カップルの男を刺そうとした瞬間、女が刺されました。 そして次に、呆然とする彼にカップルの男がナイフを突き刺しました。 カップルの男女は、そのまま息を引き取りました。 彼はたった一言こう囁いてから自らの喉にナイフを突き立てました。 「どうして妹のお前が、俺を殺すんだ。俺には、お前だけだったのに……」 こうして、この通り魔事件は被疑者死亡という形で、幕を閉じた……はずでした。 これが、妹と呼ばれた私の記憶です。 分かっています。 兄がお前だけだったのに、と言った本当の意味を。 神様。兄に命を奪われた私の哀れな最期の願いと思い、どうか聞き入れてください。 このままでは、3人とも地獄逝きです。 私以外の2人は、本来であれば天国に愛されたはずの人間です。 私が、彼らを堕としたのです。 だからお願いです。 私に、時間をください。 必ず正しい形にしてみせますから。 地獄に逝くのは……私だけです。 <登場人物> 笠木真白(16)高校1年生 笠木要(28)無職・真白の兄 虹丘望(16)高校1年生。真白の彼氏
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そこそこの財産を持ち、そこそこの生活ができるけど、貴族社会では1番下のブラウニー男爵家の末娘、リーゼ・ブラウニーは、物心ついた頃から読み込んでしまった恋愛小説(ちょっぴりエッチ)の影響で、男女問わず「カップリング」を勝手に作っては妄想するようになってしまった。 もちろん、将来の夢は恋愛小説(ちょっぴりエッチ)を書く作家。 娘を溺愛する両親や兄達も、そこそこの財産があればスタンスなので、リーゼを無理に嫁がせる気はなし。 そんなリーゼが今最も推しているのは、眉目秀麗文武両道で評判のエドヴィン王子と、王子の婚約者候補ナンバー1と言われる公爵令嬢アレクサンドラのカップル。 「早く結婚すればいいのに。結婚式はぜひ遠目で眺めて、それを元に小説書いてデビューしたい」 そんな風にリーゼは胸をときめかせていた。 ところがある日、リーゼの元に何故か「王子の婚約者選抜試験」の知らせが届く。 自分の元に来る理由が分からず困惑したものの 「推しカプを間近で眺める絶好のチャンス!」 と、観光気分で選抜試験への参加を決意する。 ところが、気がついた時には全裸で知らない部屋のベッドに寝かされていた……!? しかも、その横にはあろうことかエドヴィン王子が全裸で寝ていて……。 「やっとお前を手に入れた」 と言ってくるエドヴィン王子だったが 「冗談じゃない!私とのカップリングなんて萌えない、断固拒否!」 と逃げ帰ったリーゼ。 その日からエドヴィン王子から怒涛のアプローチが始まるだけでなく、妊娠も発覚してしまい……? この話は「推しカプ至上主義!(自分以外)」のリーゼと、「リーゼと結婚するためなら手段を選ばない」エドヴィン王子の間で巻き起こる、ラブバトルコメディだったりする……。 <登場人物> リーゼ・ブラウニー  男爵令嬢 18歳 推しカプに人生を捧げる決意をした、恋愛小説家志望。 自分と他人のカップリングなんて見たくもないと、全力で全否定をする。推しに囲まれたいという思いだけで絵画、彫刻、工作、裁縫をマスターし、日々推しを持ち歩ける何かをせっせと作っている。 エドヴィン  王子 18歳 パーティーで知り合ったリーゼ(ただしリーゼ本人は全く覚えていない)に一目惚れしてから、どうすればリーゼと結婚できるしか頭になかった、残念すぎるイケメン王子。
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私は、あなたの声が好きでした。 あなたが、大好きでした。 けれど、もう私には、あなたの声が美しく聞こえないのです。 側にいればいるほど、その事実が悲しくなるのです。 私はあなたの声が聞こえなくても当たり前の距離まで離れます。 失ったことを嘆くより、最初からないままの方が、私の心は守れると思いました。 なのに、どうしてですか? なんであなたは、私の前から消えてはくれないのですか? 「俺が、君の耳になるから」 そうじゃない。 私が欲しいのは、それではないのです。 ただ、宝物を大事にしたいだけです。 離れることを許してください。 あなたのせいです。 あなたの側にいたから。 あなたに恋をしたから。 神様は私からあなたの声を奪ったのです。 これ以上、私から何も奪わないで。 私は私の中にいる あなたの声だけで十分なのですから。 +++—————————+++ 佐川琴莉(17) Kotori Sagawa 地味で目立たない高校2年生 松井波音(18) Naoto Matsui 高校3年生 誰もが1度は憧れる遊び人イケメン
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2022年7月18日、完結しました。 表紙イラストは「帳カオル」様に描いていただきました……!眼福です(´ω`) https://twitter.com/tobari_kaoru ※悠木シリーズは現在同じ表紙で統一しています。 <注意事項> 7th memory以降、閲覧注意箇所複数存在予定。 人体系、グロ系苦手な人は7th memory以降の閲覧はお勧めできません。 ※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 私を、闇色の沼から見つけてくれてありがとう。 少しの間でも、光を見せてくれてありがとう。 幸せだった。 でも同時に不幸だった。 そんなことを考えていた私を、どうか見つけないで。 どうか、手放して。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <冒頭> 私は、あなたから逃げたかったのです。 今すぐに。 あなたに、自分の全てを捕らえられてしまうのが嫌だったのです。 私の人生は、私だけのもの。 だから、どうかお願いします。 決して、私を見つけないでください。 探さないでください。 私は、そのために、私の全てを捨てていくのですから。 <登場人物> 人物に関する情報が出てきたら追記していきます 畑野凪波 はたの ななみ(28) 主人公。過去の記憶を失っている 海原朝陽 かいばら あさひ(28) 凪波の婚約者。今話題のりんご農園の経営者 一路朔夜 いちろ さくや(35) 類稀なる美声と演技力を持つ、誰もが知る超人気声優 藤岡実鳥 ふじおか みどり(28)凪波の親友。シングルマザー 悠木清 ゆうき きよし(??)凪波の主治医 coming soon... 一部抜粋。お好みの方がいらっしゃれば応援いただけると励みになります。毎日更新予定 記憶喪失ヒロイン×三角関係のお話です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ↓こちらの作品と繋がりあります 「天才御曹司が、私へのストーカーを死ぬまでやめてくれません 〜マイナス余命1日〜」 https://www.berrys-cafe.jp/pc/book/n1638917/
十年越しの溺愛は、指先に甘い星を降らす

総文字数/49,999

恋愛(ピュア)89ページ

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私は、もうすぐ結婚をする。 職場で知り合った上司とのスピード婚。 ワケアリなので結婚式はナシ。 けれど、指輪だけは買おうと2人で決めた。 物が手に入りさえすれば、どこでもよかったのに。 どうして私達は、あの店に入ってしまったのだろう。 その店の名前は「Bella stella(ベラ ステラ)」 春の空色の壁の小さなお店にいたのは、私がずっと忘れられない人だった。 「君が、そんな結婚をするなんて、俺がこのまま許せると思う?」 お願い。 今、そんなことを言わないで。 決心が鈍ってしまうから。 私の人生は、あの人に捧げると決めてしまったのだから。 ⌒*。*゚*⌒*゚*。*⌒*。*゚*⌒* ゚*。*⌒*。*゚ 東雲美空(28) 会社員 × 如月理玖(28) ジュエリー作家 ⌒*。*゚*⌒*゚*。*⌒*。*゚*⌒* ゚*。*⌒*。*゚

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