使用人用の食事部屋で、一通り城の使用人レベルを確認し「これくらいなら私の方が上ね」と自信を積み重ねてきたニーナだった。
が。
リーゼを迎えにダイニングに向かったところ、すでにリーゼが自室に戻ったと片付け中のメイドに聞かされて
「あの自由人がああああ!!」
と、内心で叫んでいた。
決してこんなこと、外に出してはいけない。
自分は、主人に忠実だと思わせなくてはならないから。
なので、うまいこと、ストレス発散をしなくてはならない。
「ふううううううううう……」
1回、長〜く深呼吸をしてから、咳払いをし、もう1度同じメイドに尋ねた。
「殿下とアレクサンドラ様も、自室に戻られたんですか?」
「ええ、そのはずですが」
「そう、ですか……」
はず、という断定しない言い回しが妙に気になった。
けれど、きっと気のせいだろうと思い込むことにして、一言メイドにお礼を言ってから走った。
けれど、その嫌な予感は別の意味で当たった。
「な、なな何をしているんですか……?」
ニーナは、目の前の景色を見て腰を抜かした。
「あら、ニーナ。お帰りなさい」
ニーナはズキズキと痛み始めた額を抑えながら、目の前の光景の理由を尋ねた。
「リーゼ様、お聞きしても?」
「なあに?」
「それからアレクサンドラ様も」
「あら、もちろんですわ。私、あなたのことは気に入ってますの」
自分を気に入ってると明言してくれたことは悪い気はしないニーナだったが、そもそも何故、アレクサンドラとリーゼが手に針と糸と布を持っているのか。
さらに言えば、これが1番理解できない。
「あの、リーゼ様?」
「だから、なあに?ニーナ」
「どうして、殿下が下着姿で座っているのですか?」
そう。
この国の将来のトップが現在、上半身裸で下は下着1枚と言うとんでもない姿で座らせられていたのだ。
が。
リーゼを迎えにダイニングに向かったところ、すでにリーゼが自室に戻ったと片付け中のメイドに聞かされて
「あの自由人がああああ!!」
と、内心で叫んでいた。
決してこんなこと、外に出してはいけない。
自分は、主人に忠実だと思わせなくてはならないから。
なので、うまいこと、ストレス発散をしなくてはならない。
「ふううううううううう……」
1回、長〜く深呼吸をしてから、咳払いをし、もう1度同じメイドに尋ねた。
「殿下とアレクサンドラ様も、自室に戻られたんですか?」
「ええ、そのはずですが」
「そう、ですか……」
はず、という断定しない言い回しが妙に気になった。
けれど、きっと気のせいだろうと思い込むことにして、一言メイドにお礼を言ってから走った。
けれど、その嫌な予感は別の意味で当たった。
「な、なな何をしているんですか……?」
ニーナは、目の前の景色を見て腰を抜かした。
「あら、ニーナ。お帰りなさい」
ニーナはズキズキと痛み始めた額を抑えながら、目の前の光景の理由を尋ねた。
「リーゼ様、お聞きしても?」
「なあに?」
「それからアレクサンドラ様も」
「あら、もちろんですわ。私、あなたのことは気に入ってますの」
自分を気に入ってると明言してくれたことは悪い気はしないニーナだったが、そもそも何故、アレクサンドラとリーゼが手に針と糸と布を持っているのか。
さらに言えば、これが1番理解できない。
「あの、リーゼ様?」
「だから、なあに?ニーナ」
「どうして、殿下が下着姿で座っているのですか?」
そう。
この国の将来のトップが現在、上半身裸で下は下着1枚と言うとんでもない姿で座らせられていたのだ。



