でも、お母さんが今まで嫌っていた私にここまでしてくれるのには、なにか理由がある気もする。
本当になんでか考えたことは今までにもあった。
嫌な予感がしないわけじゃないけど、詮索して知りたくない現実を知ることになるのも嫌だし、今はこの生活を楽しんでる。
凪くんがいるってだけで私には充分。
回想しながら店内を回っていると、好きなキャラクターのキーホルダーを見つけた。
寝転んでいるポーズをしていてめちゃくちゃ可愛い……!
買い物かごの中に入れて何気なく左を見ると、金平糖があることに気づいた。
金平糖。
凪くんの大好物。
甘いものは苦手らしいけど金平糖だけはなぜか好きらしい。



