冷酷王子がわたしだけに冷たいワケ



いくらなんでも、彼女に猿みたいは酷くない?

そりゃあ課題邪魔して悪かったかもしれないけどさ。


真面目に取り合ってくれない態度にイライラが募って。


「っ、もういいもん。1人で行くっ!」


「は?」


「バイバイ!」


凪くんが顔をもう一度上げてこっちを見たような気がしたけど、怒った私は見ないふり。


玄関のドアをバタンと閉めて。

大股で家を出ていった。

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*.+゚





「……どこ行こう」


スマホと財布だけ持って、外に出たはいいものの、凪くんがいないのに特段したいこともない。

やっぱり帰ろうかなぁ。凪くんと一緒に課題して、休日を過ご……