直後、ガンっ!!って音がして、急にゾンビが出てきた。
「ひぅ、」
自然と声が出ちゃうけど、凪くんにうるさいって言われそうだから口を手で覆って音量を防いだ。
それでもまだ去ってくれない画面の中のゾンビ。なんか仲間も増えてきてるし……。
ていうか1人食べられちゃうよ!
思わず座っている凪くんのパーカーの袖をキュッと握ってしまった。
無言で画面を見つめてる凪くん。その瞳には人間に噛み付こうとするゾンビの姿を映している。心なしかいつもより瞳が輝いてる気がするし。
「一葉さ、誘ってんの?」
「……へ?」
「さっきから見ないようにしてたけど、その部屋着めっちゃ緩いし。変な声出すし」
誘ってるの意味が分からなくて、確かめるために自分の部屋着をみると確かに緩い。



