冷酷王子がわたしだけに冷たいワケ



今日は、12月4日だから、もうあとちょっと。


クリスマスと言えば恋人と過ごすことだよね……!


ここはチャンスなのでは……?


落ち込んでいたときから一転、いつもの調子に戻っていることを感じつつ、思ったことをそのまま凪くんに言った。


「な、凪くん!クリスマス、空いてたりする……?」


「あー、多分」


「っ、ほんと!?じゃあそこの1日、私がもらってもいい……?」


「……いーよ」


「っ、ありがとう!」


ダメ元で言ったのにOKを貰えて嬉しさと驚きが入り交じる。


「てゆーか、一葉風呂とご飯も食べてないんだから帰りな」


「……はーい」


ほんとはまだいたかったけど小さな子供じゃないしその辺は弁えてるつもり。