冷酷王子がわたしだけに冷たいワケ



そして、今。2年生になって一緒のクラスになった私と凪くん。2年生になってから、とにかく凪くんに告白しまくった私。


「凪くん、好き」

「……何回目?俺もう返事するの疲れたんだけど」


「凪くんが返事を変えてくれればいーじゃん」

「ごめんなさい」


自分でも引くレベルで告白したと思う。ほとんど毎日。その数なんと78回。我ながらすごい。

でも78回目の告白。夏の夜のバルコニーで。今回も無理かなぁって覚悟しながら息をするように告白した。


「凪くん、」

「……なに」

「好き、だよ。ここで私の自殺を止めようとしてくれたときからずっと」

「……そ」

初めて返事の仕方が変わったことにビックリした。今まで「ごめんなさい」だけだったのに。

「一葉」

「なに?」

「いいよ。俺の負け。俺たち、付き合おっか」