私が呼ぶと、新は足を止めてこちらへと振り返る。
「あのね。私……も」
「え?」
「私も……新のことが好きなの!」
私の告白を聞き、大きく目を見開く新。
「彩里。それ、ほんとか?」
私はコクコクと、首を何度も縦にふる。
「あのときは、新に振られてつい告白は冗談だって言ってしまったけど。冗談なんかじゃない。私はあの頃から今日までずっと、本気で新のことが好きだった」
ドーン!
大きな音が鳴り響き、ぱっと空が明るくなった。
まるで私たちの告白を見守ってくれているかのように静まり返っていた空に、再び大輪の花火が咲き誇る。



