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「あっ、そろそろ時間だ!」
いつの間にか19時。
花火が打ち上がる時間になっていた。
時間があっという間にすぎたように感じるけど、あれだけ話し込んでたのに30分も経っていなかったんだとも同時に思った。
ヒュードーン
鮮やかな光が辺りに降り注ぐ。
その光で意識が引き戻された。
「やっぱり花火、綺麗に見える。」
ぽつりと呟くと横から小さく笑い声が聞こえた。
「でしょ? 花菜乃にそう言ってもらえてよかった。」
あれだけ 「やだ!」 って駄々こねてたのに調子いいって思われたかな?
少しだけ不安になって顔を上げると昴汰は空に咲く花に夢中で、花火を見れたことへの高ぶりからか、横顔には赤みがさしていた。
その表情が初めて昴汰が話しかけてくれた時に似ていて、懐かしい気持ちになる。
だからこっそり、かなの心のアルバムに焼き付けてしまったのは昴汰には内緒にしておくことにした。
「あっ、そろそろ時間だ!」
いつの間にか19時。
花火が打ち上がる時間になっていた。
時間があっという間にすぎたように感じるけど、あれだけ話し込んでたのに30分も経っていなかったんだとも同時に思った。
ヒュードーン
鮮やかな光が辺りに降り注ぐ。
その光で意識が引き戻された。
「やっぱり花火、綺麗に見える。」
ぽつりと呟くと横から小さく笑い声が聞こえた。
「でしょ? 花菜乃にそう言ってもらえてよかった。」
あれだけ 「やだ!」 って駄々こねてたのに調子いいって思われたかな?
少しだけ不安になって顔を上げると昴汰は空に咲く花に夢中で、花火を見れたことへの高ぶりからか、横顔には赤みがさしていた。
その表情が初めて昴汰が話しかけてくれた時に似ていて、懐かしい気持ちになる。
だからこっそり、かなの心のアルバムに焼き付けてしまったのは昴汰には内緒にしておくことにした。



